会社を経営していると必ず必要となるのは携帯電話。
経営者や経理担当の方の中には、法人携帯のガラケーをどのキャリアで新規契約しようか悩んでいるという方は意外に多いといいます。
携帯キャリアにも様々な特徴があり、それがどのキャリアと契約すればいいのかわからなくなってしまう原因の一つでもあります。
そこで、以下に各携帯キャリアの特徴や他社との違いなどをご紹介。
どこで新規契約をしようとしているか迷っている方は参考にしてください。
目次
1.各携帯会社の法人向けプランの特徴
法人携帯のガラケーを新規契約で選ぶ際にまず検討するのは大手3大携帯会社であるソフトバンク、ドコモ、auです。以下に各携帯会社の特徴などを紹介するので参考にしてください。
ソフトバンク
ソフトバンクには「スマ放題」というプランがあります。月額料金3000円(税抜)で自社携帯だけでなく他社携帯や固定電話などすべての通話を24時間無料にすることができます。
また自社携帯同士ならショートメッセージも無料になります。また代表回線のデータ量を子回線同士でシェアして利用可能です。さらに余ったデータ量は翌月に持ち越すこともできます。法人向けの割引もあるためそれらを併用することで月額料金を安くすることもできます。
ドコモ
ドコモには「カケホーダイ」というプランがあります。自社携帯だけでなく他社携帯にも国内通話をかけ放題できます。また代表回線のデータ量を子回線同士でシェアすることができる「パケあえる」というプランもあります。
月額料金は割引や使用条件などで細かく設定することができるので、他社の月額料金よりもわかりずらいところはありますが、その分自分に合った料金プランにすることができます。またドコモには「すっとドコモ割」というものがあり、ずっとドコモの携帯を使用することで月に最大2500円割引されます。
au
auには「スーパーカケホ」というプランがあります。月額料金1200円で自社携帯や他社携帯に1回5分以内であれば無料で国内通話することができます。ただし社員間での通話は5分を超過しても無料となります。
このようにauは他社と比べて無料で通話できる時間が限られてしまっているのが残念なポイントです。しかしauには豊富な割引があり、スーパーカケホも割引を適用していない状態ならば月額料金2700円となりますが、2年契約の誰でも割に加入することで安く契約することができます。
また社員間での無料通話も法人割に加入することでサービスを受けることができます。これらの割引には定額料はないため料金が高くなることはありません。
2.新規契約の法人携帯を選ぶ際に必要なポイントとは
新規契約の法人携帯を選ぶ際に必要なポイントは「月額料金」「サービスの内容」が重要となってきます。上記に各携帯会社のプランやサービスなどを紹介しましたが、それぞれに特徴があり、通話時間や通話できる携帯会社などに違いがあります。
また月額料金もそれぞれ違いがあります。月額いくらまでのガラケーを契約したいのかやどのようなシーンで使っていくのかをしっかりと想定して一番合う携帯会社と契約する必要があります。例えば法人携帯では最も使われる通話に関してはまず誰と多く会話しているかを把握します。
業務連絡などで社内にかけることが多い場合は社員同士の通話が無料の携帯会社がおすすめとなります。また営業が多い会社では取引先との通話が増えるため自社携帯だけでなく他社携帯とも無料通話できるプランがある携帯会社が合います。
海外とのやり取りが多い会社では昼間の通話だけでなく夜間の通話も多くなることがあり、長時間の無料通話ができるプランがある携帯会社が合います。このように通話だけでも会社の事業内容でぴったりなプランに違いがあるので選ぶ際に必要なポイントはしっかりと確認してから比較するとどこの携帯会社がいいかわかりやすくなります。
また携帯電話をよく使うのであれば保障やトラブル、故障などに対してどのようなサポートがあるのかもしっかりと確認する必要があります。故障した際の保障サービスは何年あるかや、水濡れや紛失などによるトラブルに対応しているかなども比較の対象となります。1日に何度も使用するのでこのような不測の事態に対応してもらえるサービスがあると便利です。
3.まとめ
法人携帯をガラケーで新規契約するにはまず選ぶポイントを踏まえて、どのような条件で使いたいかや月額どれくらいで使用したいかなどを具体的に考えてから携帯会社を探すようにするとあまり悩まずに決めることができます。
各携帯会社には料金やサービス内容に違いがありそれぞれ特徴があるため、自分の会社に合う条件に当てはめながら考えることで最適なプランで新規契約することができます。詳しいことが分からなくなってしまったら各携帯会社に問い合わせることで解決できます。