会社設立や新規事業の立ち上げ、営業社員の外交時の連絡手段や情報管理、社内でのコミュニケーションの活発化など、スマートなビジネスを実現するために、多くの企業で法人携帯が導入されています。
すでに導入している企業でも、ランニングコストの見直しや、スマホとガラケーの使い分け、機種変更など様々なニーズがあります。
この記事では、法人携帯でガラケーを導入する際に知りたくなる、手続きと流れをご紹介していきます。
目次
1.法人携帯を導入するメリット
法人契約で携帯電話、ガラケーを持つということには、3つの大きなメリットがあります。
まず挙げられるメリットは、コストダウンです。
例えばauの場合は、法人携帯にはお得になるサービスが用意されています。基本使用料が25%も安くなり、国内通話料は35%も安くなる、法人割というプランがあります。さらに、同一名義間での国内通話料は、24時間無料になるサービス、ビジネス通話定額が付いています。
ビジネス上で携帯電話を使用する場合は、ほぼ毎日のように電話を利用することになります。その際に、電話使用料や国内通話料の大幅な値引き、そして社内間での無料通話分24時間というサービスがあれば、相当なコストダウンになります。
早朝や深夜など、通話料が高くなる時間帯でも、24時間無料が適用されます。さらに、ガラケーはスマホよりもコストを抑えることができます。
次に挙げられるメリットは、安心安全のセキュリティ機能が付いていることです。
法人は顧客とのビジネスにより膨大な個人情報を管理している場合が多いので、個人に増して高度なセキュリティ機能が必要になります。例えばauの場合は、契約している全ての携帯電話を遠隔設定と管理ができる機能、KDDI Smart Mobile Safety Managerがあります。
また、外部にある携帯に社内からアクセスすることができる、リモートアクセス機能もあります。法人携帯はパソコン同様にインターネットを使用できることから、ウイルス感染やハッキング被害に合う可能性もあります。そんな時に遠隔操作できる機能が付いていることで、被害を防ぐことができます。
最後に挙げられるメリットは、クラウドやアプリケーションとの連携です。
クラウドとアプリが連携できるということは、スマホとパソコンの一元管理が可能になることを意味します。パソコン上にあるデータを、外出先でも法人携帯で閲覧することができます。
この機能により、顧客データなどビジネスの現場で必要になる情報を、その場で即確認することができます。auの場合では、クラウド管理できるG Suite Basic、ビジネス用アプリを利用できるLINE WORKS with KDDIがあります。
法人携帯のガラケーで情報を一元管理することで、無駄がなく効率的でスピーディーな仕事が可能になります。このようにガラケーは大きなメリットが3つあり、どれも大変優れたメリットなので、多くの企業が取り入れています。
2.法人携帯を導入するための手続きと流れ
法人契約をするメリットは分かったとしても、法人契約は個人契約と違って、より複雑で難しい印象があります。しかし、その手続きの流れを知ることができれば、実は簡単なことが分かります。
法人携帯の導入に必要になるものは、登記簿謄本か印鑑証明書、本人確認書類、社員証や名刺を持参します。それに加えて、法人名義の預金通帳の口座番号と届出印、キャッシュカードまたはクレジットカードが必要です。それらの書類があれば、法人携帯の契約ができます。
法人携帯の導入は、個人携帯と同様に簡単な手続きで、必要書類が個人携帯と違うだけの話なので簡単です。法人だけでなく、担当者の本人確認書類が必要なるという点が違うだけで、それ以外の手続きは個人携帯と同じです。
流れとしては、店頭で法人契約する旨を伝えて、必要書類のすべてを提出し、すべてが揃えばその場で契約することができます。その際に、法人契約にもプランがいくつかありますので、どのプランがあるかの説明があります。
例えばauの場合は、ガラケー向けプランで、国内通話が24時間無料になる、カケホがあります。それぞれのメーカー毎に様々なプランやオプションがありますので、最も最適なプランを選ぶといいでしょう。
3.まとめ
法人契約でガラケーの法人携帯を持つことで、毎月のランニングコストが下がります。セキュリティ機能も強化されるので、トラブルを回避することができます。クラウドとアプリが使えるようになるので、情報を一元管理できます。
さらに法人携帯を手続きする時の流れは、とてもシンプルで簡単です。法人確認書類と本人確認書類、引き落とし先の書類があれば契約できます。便利で簡単な仕組みの法人携帯は、導入するメリットに溢れています。